The Scottish Bordersの旅

2019年2月にスコティッシュボーダーズを旅したときのノウハウを書いています。

スコティッシュボーダーズへの旅の準備(特にスマホのSIMカードについて)


服装

旅行に行くことを決めてからヨークに住んでいる友人に気候について聞いてみると、日本よりも寒く、天候がころころと変わり、天気予報があてにならないということを教えてくれました。そこで、寒さが苦手な私はカイロやら極厚のインナーやらを買い込み、折りたたみ傘とバイカー用の靴まで覆えるレインコートを持って旅行にでました。しかし、現地に着いてみると、記録的な暖かさ。ニュースではロンドンで2月に20度超えは観測史上初などと言っていて、海辺でアイスクリームを食べている人達の映像が流れていました。天候に関してもにわか雨に少し降られたくらいで、ちょうど旅行に行っていた間だけ好天続きでした。ということで、残念ながら服装については参考になるようなことが言えません。

スマホ

寒さに弱いことに加えて私は極度の方向音痴で、日本の町でもしょっちゅう道を間違えて自分がどこにいるのか分からなくなります。ましてや外国でグーグルマップの助けなしに出歩くことなどできません。そこで海外でスマホを使う方法をいろいろ調べ、結局、giffgaffというイギリスの格安携帯キャリアのSIMを利用することにしました。結論から言って、とてもよかったです。日本まで無料でSIMカード送ってくれ、日本にいるうちに使用の準備ができます。日本の携帯キャリアと違って契約、解約が極めて簡単。プランもシンプルで分かりやすく、しかもとても安いです。そして、何よりもスコティッシュボーダーズという田舎の地方でも電波が入らずに困るということがまったくありませんでした。付け加えて言うと、私は今回イギリス以外にもヨーロッパの数ヵ国を回ったのですが、giffgaffはEU内のほとんどの国で追加料金なしにそのままスマホを使うことができるのでとても便利でした。giffgaffの利用については既に多くの方が書いておられるので詳細はそちらに譲りますが、以下で簡単に利用の流れを書いておきます。ちなみに私はこちらの記事

イギリスの格安SIM giffgaffのSIMカードを日本から無料で入手できる? - イギリスのプリペイドSIM、giffgaffの使い方

を参考にさせていただいて手続きを進めました。

・gifffaff利用の流れ

  1. SIMを送ってもらう。日本へも無料で送ってくれます。また、既に利用している人の紹介で申し込むと5ポンドもらえるのでそうした方がよいです。上記の記事中の申し込みのリンクから申し込めば5ポンドもらえます。

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    giffgaffのSIMカード

    こんな感じで届きます。SIMカードはさまざまなスマホに合ったサイズに切り出せるようになっています。
  2. 自分のアカウントを作り、SIMカードを有効化する。送られてきたSIMカードの下に書かれているActivation Codeを使ってSIMカードを有効化します。上記の記事でも書かれていますが、goodybagと呼ばれる月額プランの購入は後にした方がよいでしょう。
  3. goodybagの購入。月額プランの期間は購入した日から1ヶ月なので、長期で旅行される場合は出発直前に購入した方がよいでしょう。1週間程度の旅行期間で、動画を見まくったりせずにグーグルマップと情報検索に使用するだけであれば3GBもあれば十分だと思います。足りなくなったら後で買い足すこともできます。
  4. アプリのインストール。giffgaffアプリを使うと残り通信容量が確認できます。容量の買い足しや、プランの設定などもできるのでインストールしておきましょう。

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    giffgaffのアプリ
  5. SIMを挿して使用する。私は現地の空港に到着したときにSIMを交換しました。HTC Desire EYEを使っていますが、下のようなメッセージが出て、タップするだけで設定が済んで使用できるようになりました。

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    SIM入れ替え


グーグルマップだけでなく、航空会社のアプリを入れておくとチェックイン手続きができたり、空港で搭乗開始やゲート変更の案内が即座に受け取れたりと非常に便利です。さらに、ボーダーズ地方で移動に使ったバスの一日乗り放題チケットはモバイルアプリ専用に用意されていますので、もはやスマホがないととても行動しづらいです。バッテリー切れになると乗り放題チケットも使えなくなってしまいますので、モバイルバッテリーも用意しておきましょう。私はこれを持っていきました。


 

大容量で安心感があります。ただし、ずっしりしています。もう少し容量が少なくて一回り小さいもので十分だったと思います。

ホテル

TripAdvisorで価格を調べた後、ホテルが自分のウェブサイトを持っている場合にはホテル自体のウェブサイトを通して予約するようにしました。これは、ExpediaやBooking.comなどのホテル予約サイトを通して予約した場合、何か変更やトラブルが発生した場合にホテル予約サイトとホテルの間でたらいまわしにされたり、ホテル予約サイトの対応がよくないという口コミを多く目にしたためです。泊まったホテルについてはおいおい触れます。

次回はボーダーズ内でのバス移動について書きたいと思います。